脊柱側弯症・側わん症

 

側弯症

 

背後からみた身体を見た場合、真っ直ぐな背骨とは異なり、側弯症をお持ちの方は左右の方向に背骨が捻じれて曲がっている形状をしています。この背骨の捻じれに伴い、肩や肩甲骨、または骨盤の高さに大きな左右差が生じることが多く、それによって様々な筋肉のアンバランスや負荷が生じてしまい、背部痛や腰痛として症状が起こります。

成人後に健康診断(肺のX線)などで、指摘を受けて初めて気付く方も多くいらっしゃいます。

また、側弯症では、背骨を横からみたS字カーブが失われ、横からみるとストレートもしくはCの字になってしまい、身体を効率良く支えられない状態になってしまっているケースも多く見られます。

中高生の側弯症について←こちら(早期の治療をお勧めします)

側弯症は大きく分けて2つのパターンに分類されます。

 

構造的側弯症

構造的側弯症とは、先天的に背骨が側弯している、成長する過程で徐々に背骨の骨変形(構造そのものの変形)が起きるケースを言います。構造的な側弯症をお持ちの方は、常に背中の筋肉や関節にアンバランスな緊張や負荷がかかっている状態になっており、左右のバランスをとりながら生活されています。側弯が強く(コブ角が大きい)、背骨の神経を圧迫するなど強い症状がでている方は外科的な処置を要する場合もあります。年齢を重ねるにつれて、筋力が低下したり、お仕事の姿勢などでより筋肉が緊張する・凝りが増すことで、側弯の角度だけでなく、腰痛、背中の痛み、肩こりなどの症状が増してしまうことが多くあります。

これらの構造的な側弯症と上手く付き合っていくためにも、背骨や筋肉のアンバランスな状態をできる限り調整し、整えていくことが重要になります。

 

機能的側弯症

機能的側弯症とは、背骨自体の変形はないのですが、日々の生活習慣や身体の使い方の癖などで起こる側弯症のパターンです。日ごろの不良姿勢や、椎間板ヘルニア・ぎっくり腰などの痛みをかばう姿勢などで側弯を形成されてしまうケースもあります。元々の痛みや身体の癖を改善させることで、側弯自体も改善するケースも多いので、機能的側弯症の原因をしっかり見極めながらアプローチをしていきます。長期に渡って機能的側弯が起こっていると、完全に側弯を戻すことが難しい場合もありますが、この場合も、背骨や筋肉のアンバランスな状態をできる限り調整し、整えていくことが重要になります。

側弯症でお困りの方は、是非12twelveへご相談下さい。

 


当院のスタッフ全員が専門の大学課程を修了した、米国国家資格取得 / WHO公認のカイロプラクターです。是非一度ご相談下さい。

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