カテゴリー:膝の痛み » 股関節・膝・足の痛み
1週間前から階段の昇り降りで左膝の外側から膝のお皿にかけて痛みが出始めました。きっかけは特になく、運動もしていないのでなぜ痛くなったのかわかりません。自宅にあった湿布を貼って様子を見ましたが、効果がありませんでした。ただ歩行中はあまり痛みはないですが、このまま歩けなくなったりすると怖いため、早めに対処しようと思い来院しました。
<初診時の症状>
・左膝の外側からお皿にかけて痛み
・階段昇降での痛み
・膝の屈伸運動で痛みが誘発
・左重心で立つと痛みが出て来る
<施術後の経過>
初回は膝周りを中心に施術を行い、来院時に痛みが出ていた動作は軽減していました。1週間後に来院した時には痛みは少し戻っている感じがしていましたが、以前ほどの強さではなくなっている状態でした。しばらく1週間に1回の施術を3回行い、痛みはほぼなくなりました。現在は月に1回のメンテナンス治療を受けて頂いています。
<カイロプラクターからのコメント>
この方の症状は、膝の外側にある近位脛腓関節の可動性が緩くなっており、それを支えようと大腿四頭筋や膝窩筋などの周囲の筋肉が緊張を起こしている状態でした。また、足首の遠位脛腓関節や足関節の動きが悪く、左脚がアンバランスな状態になっていました。
施術では大腿四頭筋や膝窩筋などの緊張が強くなっている筋肉のアプローチと遠位脛腓関節や足関節の動きを調整し、左脚全体のバランスを整えました。また、下半身のバランスが崩れていることによって上半身のバランスも崩れていました。そのため下半身のみではなく全身の治療を行い、全体的に負荷がかからないよう調整しました。
今回は膝の状態が悪くなる前に早期に治療を受けたことで、回復が早かったと思います。同じような症状でお悩みの方は是非一度ご相談下さい。