016趣味で自転車のマウンテンバイクに乗っています。先日の日曜日、マウンテンバイクのレースに参加したのですが、その翌日から左の首筋から肩、腕にかけてしびれがでるようになりました。しびれはずっと出ている状態です。レースでは転倒したり接触したわけではないので、思い当たる原因は特にありません。その後マッサージに行ってその場ではラクになる感じがあったのですが、すぐに腕のしびれが戻ってきてしまいました。病院では頚椎の関節が詰まっていることと、背中に側弯症があることで神経が圧迫されていると言われ、しばらく痛み止めで様子をみるとのことでした。今は肩や腕のしびれでハンドルを握れないので、早く自転車に乗りたくてカイロプラクティックを試してみようと思いました。(42歳 男性)
<初診時の症状>
①左の首筋から肩、腕にかけてのしびれ
②側弯症
<施術後の経過>
頚胸移行部の関節と筋肉の調節を中心に行い、初回の施術後はしびれが1/3まで軽減しました。その後は3、4日に1度の頻度で施術を繰り返し、10回ほどで首や肩、腕のしびれは消失しました。現在は自転車レース前後のメンテナンスとして月に1,2回の施術を行っています。
<カイロプラクターからのコメント>
斜角筋による腕神経の圧迫が原因で起る胸郭出口症候群に加え、頚椎の椎間関節がぶつかり合うことで起きる硬節痛の2つがしびれの原因として考えられました。この患者さんは胸椎の構造的な側弯(背骨の変形による可動性のないカーブ)があるので、頚椎にかかる負担はどうしても増してしまいます。可能な限り身体のバランスを整え頚椎にかかる負担を減らすことで、しびれの症状は落ち着いていきました。側弯をお持ちの状況で今後の再発を防ぐために、身体のメンテナンスの必要性をお伝えし、定期的に通って頂いています。
胸郭出口症候群 飯田橋 整体 カイロプラクティック トゥエルブ