■来院時の悩み
50年以上ゴルフを続けている72歳の男性が、首から肩にかけての強い張りを訴えて来院されました。
ゴルフは週1〜2回のペースで続けており、「ゴルフのやりすぎが原因だと思うが、好きなのでやめられない」とのことでした。
何十年も首や肩の張りが続いており、整形外科で鎮痛剤を処方されていましたが、あまり改善を感じられなかったそうです。
また、辛くなるとマッサージも受けていたものの、一時的には楽になるものの、すぐに元へ戻ってしまう状態を繰り返していました。
■初診時の状態
- 首から肩にかけての強い張り
- 慢性的な筋肉疲労
- 肩甲骨や背骨の可動性低下
- 股関節の硬さ
- 猫背姿勢
- ゴルフ後に症状が強くなる
■カイロプラクターの分析
ゴルフは競技特性上、身体を片方向へ繰り返し使うスポーツであり、長年続けることで身体の左右差やねじれが生じやすくなります。
この方も50年間ゴルフを続けてきたことで、肩の前後の筋肉バランスが崩れ、背骨・肩甲骨・股関節の動きが大きく低下していました。
また、デスクワークも行っていたため猫背姿勢が強く、胸椎(背中の背骨)の動きが非常に硬くなっていました。
本来ゴルフスイングでは、股関節・胸椎・肩甲骨まわりがスムーズに動くことで負担を分散しています。
しかし、それらの柔軟性が低下していたため、代わりに首や肩へ無理な力が入り続け、慢性的な張りや疲労につながっていたと考えられます。
さらに、毎週のようにゴルフを続けていることで疲労が蓄積し、回復が追いつかない状態になっていたケースでした。
■施術の内容
施術では、首肩だけでなく、ゴルフ動作に関係する全身の可動性改善を中心に行いました。
・背骨・胸椎の調整
胸椎の動きが低下すると、スイング時に首や肩へ負担が集中しやすくなるため、背骨全体の可動性を改善しました。
・肩甲骨の可動性改善
肩甲骨まわりの筋肉や関節へアプローチを行い、スムーズに肩が動く状態へ調整しました。
・股関節へのアプローチ
股関節の硬さによって身体の回旋動作が制限されていたため、股関節まわりの柔軟性向上を行いました。
・筋肉・筋膜へのアプローチ
首肩だけでなく、胸郭・背中・股関節周囲の筋肉へリリースを行い、過剰な筋緊張を軽減しました。
・姿勢改善へのアプローチ
猫背姿勢によって首肩へ負担が集中していたため、姿勢改善のためのエクササイズ指導も行いました。
・セルフケア指導
毎週ゴルフをされるため、ウォームアップとクールダウンの重要性をお伝えしました。
また、股関節・背骨・肩甲骨まわりの柔軟性を維持するためのストレッチやエクササイズも継続して行っていただきました。
■施術後の経過
週1回のカイロプラクティック施術を3回行ったところ、首肩の張りは7割程度軽減しました。
ご本人からも「身体がかなり楽になった」とのお声をいただきました。
その後も、「週1回施術を受けると身体の状態が良い」とのことで、現在も身体のメンテナンス目的で継続して来院されています。
現在は、ゴルフを継続しながらも、以前ほど強い張りや疲労感が出にくい状態を維持されています。
■ポイント
ゴルフは片方向への動きが多いスポーツであり、長年続けることで身体の左右差やねじれが生じやすくなります。
特に、股関節・胸椎・肩甲骨の動きが低下すると、本来分散されるべき負荷が首や肩・腰へ集中しやすくなります。
そのため、単に肩をほぐすだけではなく、ゴルフ動作に関係する全身の可動性や姿勢バランスを整えることが重要になります。
また、ウォームアップやクールダウン、日頃の柔軟性維持も、長くゴルフを楽しむためには非常に大切です。
※当院のスポーツ障害については詳細ページ スポーツ障害 専門ページ をご覧ください。
※ゴルフのスポーツ障害についての詳細や改善レポートは、治療事例一覧からご確認いただけます。
当院のスタッフ全員が専門の大学課程を修了した、米国国家資格取得 / WHO公認のカイロプラクターです。
カイロプラクティック登録機構(JCR)の認定カイロプラクターとして日本政府の厚生労働省に名簿提出されています。
医師や医療分野のプロフェッショナルの患者様からも推薦を受けています。
浦山 ケビン 博士(PhD)
「私にとってカイロプラクティックは生活の一部であり、単なる治療ではありません。」
Rebecca Mardach 医師
「心と身体の両方にアプローチする重要性を教えてくれました」
阿部 友里香 パラリンピック日本代表
「練習・レース後の疲労回復、パフォーマンスの向上に」
亀井 千瑛 歯科医師
「体の正しい知識に基づいた治療をされています」
松田 枝里 薬剤師
「妊娠時に、薬に頼らず辛い症状を改善することができました」
三加 紗里 管理栄養士
「食事管理だけでは取り除けない不調にもカイロプラクティックが非常に有効」
