40代男性|左臀部から太もも裏の痛み・しびれが改善|ブラジリアン柔術で悪化した症例

■来院時の悩み

40代男性の方が、左のお尻から太もも裏にかけての痛みとしびれを訴えて来院されました。

数年前からブラジリアン柔術を続けており、1年ほど前から左臀部から左太もも裏にかけて痛みやしびれのような症状を感じるようになりました。

腰痛はほとんどありませんでしたが、座っていると症状が強くなることがあり、柔術の練習後にも痛みやしびれが強くなる状態でした。

整形外科では「すべり症」があると言われていましたが、2ヶ月後に試合を控えていたため、それまでに何とか改善したいとのことで来院されました。


■来院時の状態

  • 左臀部から左太もも裏にかけての痛み・しびれ
  • 座っていると症状が強くなる
  • 柔術の練習後に悪化する
  • 腰痛はほとんどない
  • 前屈で太もも裏の張り感
  • SLR検査は陰性
  • 神経学検査で感覚・運動の異常なし
  • 腰を反らすと腰仙部につまり感と軽い痛み
  • 左骨盤の可動性低下
  • 仙骨の傾き
  • 反り腰
  • 座位で強い猫背
  • 体幹機能の低下
  • 腹部・腸腰筋の硬さ

■カイロプラクターの分析

今回のケースでは、左臀部から太もも裏にかけて痛みやしびれがありましたが、SLR検査は陰性で、神経学検査でも感覚や運動の異常はみられませんでした。

そのため、神経根症状による典型的な坐骨神経痛の可能性は低いと考えました。

整形外科ではすべり症があると言われていましたが、症状の出方からは、画像上の問題だけでなく、骨盤や股関節の可動性低下、筋・筋膜の緊張、体幹機能の低下が大きく関係していると考えられました。

特に、左骨盤の動きに制限があり、仙骨の傾きや反り腰もみられました。

また、デスクワークによる長時間の座位姿勢の影響で、座っている時は猫背が強く、腹部や腸腰筋も硬くなっていました。

腹部や腸腰筋が硬くなると、腹圧が入りにくくなり、体幹を支えるインナーマッスルも働きにくくなります。

その状態でブラジリアン柔術のように、関節や筋肉へ不意に強い刺激が加わる競技を続けることで、骨盤・股関節・臀部周囲へ負担が集中し、症状が長引いていたと考えられます。


■施術の内容

施術では、腰だけではなく、骨盤・股関節・腹部・体幹機能を含めて全体のバランスを整えることを目的に行いました。

・腹部・腸腰筋へのアプローチ

腹部や腸腰筋の筋・筋膜を緩和し、腹圧が入りやすい状態を目指しました。

・骨盤・仙骨の調整

左骨盤の可動性低下や仙骨の傾きに対して調整を行い、腰仙部や臀部への負担を軽減しました。

・股関節の調整

股関節の動きを改善し、柔術で必要となる下半身の動きがスムーズに行える状態を目指しました。

・セルフケア指導

施術期間中は、できるだけ柔術の練習を控えていただき、こちらで指導したストレッチやエクササイズを継続して行っていただきました。

競技復帰に向けて、少しずつ身体を戻していく方針で進めました。


■施術後の経過

週1回のペースで施術を行いました。

1回目・2回目の施術後は、施術直後には症状が軽減しましたが、1週間ほど経つと徐々に痛みやしびれが戻る状態でした。

しかし、3回目の施術後には症状の戻りがほとんどなくなり、左臀部から太もも裏にかけての痛みやしびれはほぼ消失しました。

現在は、試合に向けた競技復帰と再発予防を目的に、身体の状態を整えながらメンテナンスを継続しています。


■ポイント

お尻から太もも裏にかけて痛みやしびれがある場合、坐骨神経痛やすべり症が原因と思われることがあります。

しかし、神経学検査で明らかな異常がない場合、骨盤や股関節の機能低下、筋・筋膜の緊張、体幹機能の低下によって似たような症状が出ているケースもあります。

特にブラジリアン柔術のように、身体へ強い負荷や不意な刺激が加わる競技では、柔軟性や体幹機能が低下していると、関節や筋肉へ負担が集中しやすくなります。

痛みのある部分だけでなく、骨盤・股関節・腹部・体幹まで含めて整えることが、競技復帰と再発予防には重要です。

 

※当院の骨盤矯正については詳細ページ 骨盤矯正 専門ページ をご覧ください。

※実際に当院でケアを受けられた方の改善レポートは、治療事例一覧からご確認いただけます。

 


当院のスタッフ全員が専門の大学課程を修了した、米国国家資格取得 / WHO公認のカイロプラクターです。
カイロプラクティック登録機構(JCR)の認定カイロプラクターとして日本政府の厚生労働省に名簿提出されています。

ご予約 →当院について →料金

 


阪 洋一郎

WHO基準カイロプラクター(臨床歴19年)

豪州国立RMIT大学カイロプラクティック学科・日本校 卒業

阪 洋一郎
【取得資格】
  • ・B.App.Sc (応用理学士)
  • ・B.C.Sc (カイロプラクティック理学士)
  • ・グラストンテクニック M1プロバイダー
  • ・米国医療特許取得 ART正規プロバイダー
  • ・日本カイロプラクティック登録機構(JCR)認定

飯田橋の整体において多くの口コミ、高い評価を頂いております。医師、医療研究者、プロアスリート、管理栄養士、薬剤師、バレエ講師など、多分野のプロフェッショナルの方からの推薦を受けています。

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三加 紗里 管理栄養士
「食事管理だけでは取り除けない不調にもカイロプラクティックが非常に有効」

 

症状についてお困りの方は、
まずはお気軽にご相談ください。
身体の構造と機能を深く理解しているWHO/米国公認カイロプラクターが、あなたの症状の原因がどこにあるのかを見極め治療を行います。

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