顎関節症

 

顎関節症は顎の周囲の痛み、顎を動かしづらい、開口時に痛みが伴い開けづらい方や、顎の開け閉めや、食事中に顎周囲がコリコリ鳴るなどの症状の総称です。

近年では顎関節症をお持ちの方は年々増加傾向にあり、老若男女問わず、幅広い世代を悩ませている現代病のひとつでもあります。特に20代から30代の女性に多い傾向にあるようです。

 

主な症状

食事中など、顎の開け閉めを行う際に生じる顎周囲の痛み。

 

口を大きく開けられない。

通常であれば、指3本を縦に並べた状態まで開口できるはずが、2本分、またはそれ以下までしか開けられない状態。何らかの要因によって顎の関節の可動域が制限されてしまっている。

 

大きく開口するときにコキコキと顎周囲に音が鳴る。

 

口の開け閉めをする際に、噛み合わせに違和感を感じる。左右非対称な噛み合わせ感がある。

 

 

症状の原因

 

顎関節を構成する筋肉群の障害 (過緊張・疲労・凝り)

顎関節には、側頭筋、咬筋、内側翼突筋、外側翼突筋の主要な4つの筋肉に構成されています。これらの筋肉が疲弊していたり、過緊張状態だと、額関節の運動時に痛みを伴うケースが多いです。また、開口時にコキコキ音が鳴るケースもこのような原因が関係していることが多いです。

 

②顎関節の関節円板の変形

顎関節の表面には関節円板と呼ばれるクッションの役割をするもの(背骨でいう椎間板)があります。こちらが変形してしまうと、

 

頚椎の筋肉や、関節の機能障害

顎関節の頚部まわりの筋肉も連動して動かされています。頚椎の動きが悪かったり、不良姿勢などの要因によって頚部の筋肉が過緊張状態だと、顎関節の開口時に過剰な負担がかかり、可動域が制限されてしまいます。猫背姿勢も悪化要因の一つです。

 

大きく口を開けようとするとコキコキ音が鳴るなどの症状の場合、上記に記したように、額関節の主要な筋肉の機能障害や、または不良姿勢や生活習慣の問題で頚椎やその周囲の筋肉がガチガチに緊張してしまっている状態に起きること多いです。

 

顎の噛み合わせに違和感や、左右非対称性を感じている方の場合は、隠れた生活習慣が要因になっているケースが多いように見受けられます。例えば、食事中に幼いころからの癖で片方の顎で咀嚼することが日常になってしまっている方は、顎の筋肉がアンバランスに緊張しやすいので、開口時の違和感や左右非対称感を感じることが多いです。また、知らないうちに、夜中に歯軋りを起こしてしまっている方も多いです。この場合、睡眠中に顎や首の筋肉に過度な負担をかけてしまっていることが大きな要因になることもあります。またうつ伏せで寝るなどの不良姿勢での睡眠も、顎への負担が大きいと言われています。

 

治療方法

12twelveでは、顎関節症に対し、上記で述べたように、顎関節を構成する筋肉、更には顎関節の可動域に大きな影響を与える頚椎関節、または頚部筋群の機能障害を発見し、それらの調整を行うことで、顎関節症の様々な不快な症状を緩和していきます。また、施術効果を最大限に発揮し、効果も持続させるために、自宅で行えるエクササイズや日常での姿勢の指導もさせていただきます。

 

これらの症状に当てはまり、顎関節症の疑いをお持ちの方は、是非一度12twelveへご相談ください。

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