股関節の痛み
病院で変形症などの診断を受けた場合でも、
関節・筋肉の柔軟性の確保し、筋力を強化することで、
股関節の痛みが軽減するケースが多数あります。
股関節の痛みを出している原因が、
関節を構成する骨こや靭帯などの構造的な問題なのか、
関節の滑りの悪さや筋肉の緊張などの機能的な問題なのか、
しっかりと見極めることが重要です。
股関節は身体の中でも非常に可動域の大きい関節のひとつで、上半身と下半身を繋ぐ役割を持つとても重要な関節です。大きな負荷のかかる股関節は様々な筋肉が機能してはじめてスムースに動かすことができます。寝ている時以外の、座位、立位、歩行時に体重負荷が必ずかかる為、一度股関節を痛めてしまうと長引いたり、再発することが多いので、早期治療をお勧めします。
股関節に多い症状
・歩行時の痛み
・階段の昇降時の痛み
・股関節を伸ばした時の痛み
・しゃがんだ時の痛み
・寝ている間の重さや違和感
・スポーツのプレー中や前後での痛み etc.
治療法
痛みの原因が疾患によるものか、
筋肉や関節機能由来のカイロプラクィック治療の適応症なのかをしっかりと見極めた上で、適切な治療を行っていきます。
・股関節周りの筋肉や関節自体の動きの調整だけでなく、骨盤や膝関節の動き・バランスも改善していきます。
・普段の座り方や歩き方を確認・修正することで、日常での負担を軽減させていきます。
・ご自身で行える股関節のエクササイズやストレッチをお伝えし、筋力強化と柔軟性をつけることで、早期回復と再発防止を目指します。
股関節の代表的な疾患
※手術適応外の場合は、カイロプラクティックでも症状軽減に向けて施術・リハビリを行っていきます。
①変形性股関節症
変形性股関節症には、先天的に股関節の発育不全による骨の変形だったり、脱臼が起きてしまっているケースと、加齢など何らかの原因により股関節まわりのクッションが磨り減ってしまい、可動域の制限や痛みが伴うケースの主な2種類があります。
②大腿骨骨頭壊死症
大腿骨頭とはふとももの骨の上端部分のことを指し、そこの血流が障害されてしまうことにより、大腿骨頭が壊死してしまう病気です。はっきりとした原因は解明されてないですが、過去にステロイド剤の使用や、多量のアルコール摂取により発症するリスクが高まると言われています。
③大腿骨頸部骨折
特に高齢者の方に多く、骨粗鬆症を患ってる方は骨がもろく、ちょっとした衝撃や転倒などで大腿骨の付け根を骨折してしまう症状です。高齢者が寝たきりになってしまう原因の1/4は骨粗鬆症による大腿骨頸部骨折が主な要因だとされ、特に女性に多い症状だと言われてます
④股関節炎
関節リウマチや細菌感染など、何らかの要因によって股関節に炎症が起きてしまう症状です。血行性や骨髄炎による原因も多く、発症してしまうと股関節まわりの激痛、急な寒気や発熱を起こすこともあります。
当院のスタッフ全員が専門の大学課程を修了した、米国国家資格取得 / WHO公認のカイロプラクターです。是非一度ご相談下さい。