ぎっくり背中(急性背部痛)

 

ぎっくり背中(急性背部痛)は、ぎっくり腰(急性腰痛)と同様に、何かしらのきっかけで背中に強い痛みを起こし、身体を動かすのが困難になることがあります。例えば、咳やくしゃみをした瞬間や、棚の上の物を手を伸ばして取る瞬間の時に、突然背中に強い痛みを起こして、身動きが取れないなどの特徴があります。

 

ぎっくり背中(急性背部痛)の主な症状

・身体を捻じったり、反ったりすると痛む

・痛みが強い場合、動けないぐらいの痛みがある

・呼吸すると響く(深呼吸の場合、ギクッとするような痛みに変わる)

・歩行時痛

Etc…

 

 

ぎっくり背中(急性背部痛)のメカニズム

 

日常的に長時間によるデスクワークや立ち仕事などのような同じ姿勢を長く続けていると、肩や背中の筋肉が凝り固まってしまいます。また、スポーツやトレーニングなどによる疲労の蓄積でも同様です。この状態で身体を大きく伸ばしたり、くしゃみや咳などでより強い力が背中に加わることで、凝り固まった筋肉が急激に引き伸ばされて筋繊維や筋膜が損傷し(いわいる肉離れ)、炎症と痛みを生じさせてしまいます。

 

また、不良姿勢や骨格の歪みが、根本的な問題になる場合も多いです。正しい背骨の形は、横から見て緩いS字カーブとして形成されており、頭部から全体的にバランスよく支えられています。猫背姿勢や不良姿勢の状態だと、全体的なバランスが崩れ、首肩腰などの筋肉や関節に負担がかかる状態になります。筋肉への過度な負担が筋肉の疲労を招くことで、筋繊維の伸縮性が悪くなり、ぎっくり背中を発症させる可能性を高めます。

 

 

12twelveでは

ぎっくり背中(急性背部痛)は、ぎっくり腰(急性腰痛)と同様に、背中の傷ついた筋肉や靭帯、関節はマッサージなどで血流を上げることにより、症状を悪化させる恐れがあるため、初診時は、損傷個所と程度を見極めながら対応をしていきます。患部に負担をかけている原因になっている歪みや姿勢を改善して痛みを軽減させ、その反応をみながら患部(痛めている部位)に対して調整を行います。場合によっては、ハイボルト治療やアイシングを行い、積極的に炎症反応を改善していきます。

炎症が治まった後も、日常生活上での不良姿勢や運動不足などによって、慢性化やぎっくり背中の再発するリスクが高くなります。背中の痛みの原因になりやすい、日常的な姿勢や骨格の歪みを改善して、根本的な問題を解消していくことをお勧めします。姿勢指導やエクササイズの指導も行っており、早期回復、再発防止を目指していきます。

 

当院のスタッフ全員が専門の大学課程を修了した、米国国家資格取得 / WHO公認のカイロプラクターです。是非一度ご相談下さい。

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