肋間神経痛

 

 

肋間神経痛とは、肋骨と肋骨の間にある肋間神経が何らかの原因で圧迫され、胸や背中などに痛みが走る症状です。例えば、咳やくしゃみをした瞬間や呼吸時などに、痛みが出てくるのが肋間神経痛の特徴です。

 

 

肋間神経痛の症状

・胸、背中周りに痛み

・身体を捻じったりするとピリッとする痛み

・咳やくしゃみ、呼吸すると痛む

・長時間座りっぱなしや立ちっぱなしになると痛む

Etc…

 

 

肋間神経痛のメカニズム

肋骨は前側が胸骨と、後ろ側が背骨(胸椎)とつながっており、左右で12本ずつあります。働きは主に心臓や肺などの臓器の保護の役割、呼吸時に肺が膨らんだり、縮んだりする動きに合わせて、肋骨が動いていきます。肋間神経は肋骨と肋骨の間に走る神経で、深胸筋(肋間筋)を支配しています。肋間神経痛を起こすきっかけは、日頃からの猫背や、同じ姿勢が長く続くことで、身体にストレス・疲労感が加わり、背骨(胸椎)の関節機能が低下し、背骨周りの血行が悪くなります。それに伴い、肋間筋などの筋緊張、自律神経が乱れ、肋間神経痛を起こすと考えられます。

 

肋間神経痛には他にも、肋骨の骨折やひびによる外傷性のもの、帯状疱疹、肺炎などの病的な原因も1つとして考えられます。

 

その中でも帯状疱疹(ヘルペス性)による肋間神経痛は、特定の肋間神経に生じる痛みであるため、その肋間神経が支配する筋肉(肋間筋)や皮膚にのみ痛みが生じます。痛みは強く、広範囲ではないため、範囲が限られたところでしか痛みがでないことが特徴です。小児のころに発症した水ぼうそうが治った後にもウイルスが神経細胞の中に潜んでいて、あるとき、また再発症してしまうのが帯状疱疹です。
ストレスや過労により、抵抗力・免疫力が低下したときに、潜んでいたウイルスが活性化し、帯状疱疹を発症します。そのウイルスが神経細胞の中に広め、皮膚粘膜に形成するため、針で刺されるような強い痛みを起こします。また、この痛みには自律神経が関係しているともいわれています。神経線維が傷つくことで感覚麻痺も起こることから、普通では何ともないような刺激でもピリピリとした異常な感覚を生ずることもあります。

この場合、カイロプラクティック治療では適応外となりますので専門医の受診をおすすめします。

 

12twelveでは、

当院では問診、整形外科検査、神経系の検査を行い、肋間神経痛の原因がカイロプラクティック治療の適応であるかをしっかり見極めていきます。不良姿勢によって、骨盤の歪み、背骨(胸椎)の関節機能低下が原因であれば、しっかり関節を調整し、緊張している筋肉のリリースを行うことで、症状の軽減が期待できます。また、1度症状を起こすと、再発するリスクが高まるため、姿勢指導やストレッチ、エクササイズなどの指導も施術後に行っております。

 

 

当院のスタッフ全員が専門の大学課程を修了した、米国国家資格取得 / WHO公認のカイロプラクターです。是非一度ご相談下さい。

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