グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)

 

グロインペイン症候群とは、サッカーやラグビーなどのキック動作による股関節の曲げ伸ばしの際に、股関節の筋群や鼠径部・恥骨結合のオーバーユースによってストレスが加わって炎症を生じ、痛みを起こすことをいいます。ボールを蹴る時や思いっきり走る時に鼠径部に痛みを生じ、悪化すると何もしていなくても痛みがあることもあります。

 

 

グロインペイン症候群の症状

・鼠径部の痛み

・サッカーなどキックの動作に痛み

・ダッシュの時に痛み

・悪化すると、運動していなくても痛みがある

・安静にすると痛みは軽減しますが、すぐさま運動すると再発するリスクもあり、症状が長引く

 

 

グロインペイン症候群のメカニズム

鼠径部に付着する腸腰筋や腰方形筋、内転筋などの筋肉の使いすぎの影響(オーバーユース)で過緊張や癒着を起こし、痛みを生じます。場合によっては、恥骨結合にも炎症を起こし、痛みを生じることもあります(恥骨結合炎)。体幹から股関節周辺の筋肉や股関節、腰椎、骨盤などの関節の柔軟性の低下(可動性低下)や骨盤、股関節支える筋力低下(不安定性)、体幹と下肢の動きが効率よく連動することが出来ない中、負担をかけるような使い方を続けることで、関節の機能障害や痛みを生じてきます。

 

12twelveでは

鼠径部に負担かけている筋肉(腸腰筋、内転筋など)のリリース、股関節、骨盤、腰椎などのバランスや連動性を整え、鼠径部にかかっている負担を軽減させることを目的に施術を行います。また、体幹や股関節のストレッチやエクササイズの指導も行い、早期回復、再発予防を目指します。

この症状は、痛みを我慢したりすると慢性化しやすく、治りも遅くなってしまうため、早めに受診することをおすすめします。

 

 

当院のスタッフ全員が専門の大学課程を修了した、米国国家資格取得 / WHO公認のカイロプラクターです。是非一度ご相談下さい。

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