背部痛

 

背部痛は、筋肉や関節(筋骨格系)の問題による慢性的な痛みと急性的な痛み(ぎっくり背中)、あとは内臓器に由来する痛みに大きく分けられます。発症経緯や期間、痛み状態を確認しながら、どの痛みに当てはまるのかをしっかり見極めて治療を進めていく必要があります。

 

 

背部痛の症状

・背中の鈍い痛み

・背中の凝りや張り

・背中の重だるさ

・広い範囲にしびれのような症状

・ズキズキするような痛み

・背中の鋭い痛み(→ぎっくり背中、肋間神経痛)

Etc…

 

 

背部痛のメカニズム

 

背部痛は、筋肉や関節(筋骨格系)の問題により痛みが出ている場合が多く、不良姿勢やそれに伴う筋肉の疲労から痛みが引き起こされます。背中(胸椎)の問題だけではなく、肋骨や頚部、腰部などの問題によって背部痛を引き起こすきっかけとなっていることもあります。場合によっては、急な動きで背骨の関節や筋肉が炎症を起こすことで、強い痛みが出て身体を動かすのが困難な症状もあります (ぎっくり背中)

また、背部痛の別の理由として、内臓器に起因するものもあり、呼吸器系や循環器系、消化器系の機能低下や生理痛など多くの問題から生じることがあります。筋骨格系由来と違い、症状は夜間痛や安静時痛(例:消化器系の場合は食後や空腹時など)がある時に、内臓器由来の可能性があります。

 

※背骨は全部で24個の背骨(頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個)と骨盤で構成されています。背骨と背骨の間には自律神経と体性神経が出て身体全身に広がっています。それに伴い、背骨や骨盤が歪むと神経系の機能が低下することで、筋肉の張りや痛み、身体のだるさや不眠などの自律神経系(交感神経)の問題など、様々な症状を起こすきっかけとなります。

 

 

12twelveでは

背骨の胸椎の後弯の増大や減少、歪み、側弯症などによって、背中をはじめ、頚椎や腰椎にまで負担がかかり、背中周囲の痛みを引き起こすきっかけとなります。また、胸椎から出ている自律神経や内臓器にも影響を与え、神経機能、内臓機能を妨げることもあります。カイロプラクティックケアでは、構造的なバランスと機能を考え、胸郭・肋骨、肩甲帯、脊柱、またそれらに関連する組織にもしっかり対応し、全体的にバランスの取れた状態を目指して、調整を行います。背中の筋肉や関節への負担を軽減させることで、痛みの根本的な原因を解決していきます。また、当院では、姿勢改善のためストレッチやエクササイズにもしっかりと取り組んでいきます。

 

 

当院のスタッフ全員が専門の大学課程を修了した、米国国家資格取得 / WHO公認のカイロプラクターです。是非一度ご相談下さい。

当院について →料金