先週末に野球の試合をしたのですが、その翌日に首の痛みと右腕にじんわりとだるさがありました。2試合続けて試合したから傷めたのかなと湿布を貼って過していました。しかし、1週間経っても腕がだるくて、しびれている感覚があるので、野球仲間のすすめでカイロプラクティックを受けてみようと思いました。首の痛みは一日中ありますが、腕のしびれは午後や夕方になると出ることが多いです。野球は学生時代からずっとやっていて、月に2、3回は日曜日に試合をしています。草野球なのでポジションはいろいろやりますが、だいたい内野手です。特に大きなケガをした経験はありません。仕事は外回りの営業です。(42歳 男性)
<初診時の症状>
①首の痛み
②右腕のだるさとしびれ
<施術後の経過>
頚部と胸郭、肩甲骨の調整を中心に施術をすると、初回時は首の痛みが軽減し、腕のだるさとしびれは落ち着きました。2日間は調子がよかったそうですが、その後また首の痛みと腕のしびれが始まりました。週1回の頻度で5回ほど調整を行ったところで症状はなくなったそうです。
<カイロプラクターからのコメント>
頚部にある斜角筋が過剰に緊張することによって、腕へとつながる血管・神経が圧迫される「胸郭出口症候群」が起きていました。この患者さんはご自分で首を鳴らすようにひねるクセをお持ちで、頚椎の安定が悪くなっていました。そのため筋肉によって頚椎を支えようとして常に頚部の筋が緊張を強いられているようです。また、胸郭の動きも悪いため、肋骨と頚椎をつなぐ斜角筋に負担が大きくのしかかっていたようです。頚椎については筋肉の調整と頚椎を安定させるためのエクササイズをおこなっていただきました。また胸郭の柔軟性を高めることで、頚椎の負担を減少させるよう調整し、ストレッチも実践していただきました。ご自身のアクティブケアを継続していただくことで、その後は再発していないようです。
腕のしびれ 飯田橋 整体 カイロプラクティック トゥエルブ