オスグット・シュラッター病
オスグット・シュラッター病とは、脛骨粗面(膝下の骨)が盛り上がるような状態になり、膝に痛みを起こします。特に成長期である子どもは、骨の成長と共にその周りにある筋肉や腱の成長スピードと合わずアンバランスな状態になるため、発症しやすいと言われています。
主にコンタクトスポーツであるサッカーやバスケのような膝の負担が大きいスポーツは、発症するきっかけにもなります。
オスグット・シュラッター病の症状
・脛骨粗面(膝下の骨)が盛り上がる
・盛り上がっているところから痛み
・走っているときやボールを蹴る時に痛み
・場合によって、腫れることもある
オスグット・シュラッター病のメカニズム
膝の曲げ伸ばしの繰り返しによって、脛骨粗面に付着している大腿四頭筋が膝蓋腱を強く牽引し、ストレスがかかることで、骨が徐々に隆起し、剥離してしまうことで生じます。 成長期においては、骨が成長過程にあり、柔らかい骨から硬い骨へと変わっていきます。骨の成長と共にその周りにある筋肉や腱の成長スピードと合わずバランスの悪い状態になるため、発症しやすいと言われています。
12twelveでは
急性期の場合は、患部にアイシングやハイボルト電気治療をして炎症を抑えていきます。また、ただ単に大腿四頭筋を解すだけでなく、骨盤や股関節、膝関節、足首の歪みなど、大腿四頭筋の緊張を強くしている原因を改善してきます。腸腰筋、殿筋、ハムストリング、内転筋などの筋力弱化も関与していることも多いです。筋肉を解しても、骨格が歪んでいると、また再発する可能性が高いので、原因改善がとても重要になります。
予防として、大腿四頭筋・ハムストリングのストレッチやトレーニングの指導も行っております。少しでも気になる方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
当院のスタッフ全員が専門の大学課程を修了した、米国国家資格取得 / WHO公認のカイロプラクターです。是非一度ご相談下さい。