50代、男性、デスクワーカー
膝の曲げ伸ばしで左膝裏が痛み、ふくらはぎも突っ張った痛みを感じる。変形性膝関節症の疑いがあると健康診断で言われた。学生では、コンタクトスポーツをしていた。半月板損傷やアキレス腱断裂の既往歴がある。鍼灸治療で痛みの軽減はあるが長続きしないため来院。歩行時の膝の痛みを改善したく当院に来院。医療機関は受診していない。
<来院時の症状>
・歩行時のふくらはぎと膝裏が痛む。
・膝を曲げると痛み、可動域も小さい。
<施術後の経過>
初診のため問診を行い、外傷や特異的な動作で痛めた可能性は低く。医療機関は受診していないが運動機能や整形外科的検査などで確認を行った。 器質的な損傷(=怪我)のリスクは低いと考えられました。
さらに、整形外科的検査のトーマス(+)、エリー(+)、パトリック(+)、オバー(+)などの所見(がに股な状態)はみられたため、股関節周辺の軟部組織の短縮が強く示唆された。
◎ カイロプラクティック的な検査
姿勢の側面分析は、腰椎の前弯消失がみられる不良姿勢。
可動域検査では、股関節・膝の伸展制限が顕著で強い短縮がみられた。
膝関節の内外旋・膝蓋骨の動きも少ないことがみられた。
左ふくらはぎは、アキレス腱周辺の表面はゴリゴリとした質感がみられた。
◎ 評価
腹部・股関節周辺の筋群の短縮が強く、膝に強い負担が加わったと思われる。
◎ 治療
骨盤矯正、腹部・股関節周辺の筋群の強い短縮と筋膜の滑走低下の改善を行った。
膝関節の内外旋・膝蓋骨の動きの改善も行った。
治療は、本人の「改善したい」という強い希望もあったため、週1での治療を行った。
現在も継続中、通院以外でも自宅のケアを指導。
可動域も少しずつであるが改善し、痛みの頻度も減ってきている。
<カイロプラクターからのコメント>
この方は、スポーツや長年の生活の影響から腹部・股関節周辺の筋群に強い短縮がありましたが、粘り強い治療とセルフケアで少しずつではありますが改善をしております。現在も治療を継続中です。
12twelveカイロプラクティックは身体を整える「整体」のプロフェッショナルです。飯田橋の整体でお探しの方は是非ご相談ください。