カテゴリー:膝痛・ランナーズニー » マラソン » 膝の痛み » 股関節・膝・足の痛み » スポーツ障害
膝の外側が痛くて歩くのもつらいです。たぶん原因はランニングのやり過ぎだと思います。毎朝5kmのランニングを日課にしているのですが、2ヶ月後にマラソン大会に出場するため、最近少しずつ距離を長くしていました。はじめは少し膝が痛くなりましたが、自然と気にならなくなっていました。ところが数日前から走った後も膝の痛みがひかなくなり、それでもがんばって走っていたら痛みが強くて走っていられなくなりました。1週間ほどランニングをやめて、シップや塗り薬を使ってみたのですが、まだ痛みが残っています。今までこんなに膝が痛くなったことはありません。(46歳 男性)
<初診時の症状>
①左膝の痛み
②体重をかけると膝が痛むので、歩くのがつらい
③膝の曲げ伸ばしが痛い
<施術後の経過>
左膝に腫れがみられたので、物理療法の機器を使用し、初回は下半身を中心にカイロプラクティック治療を行いましたが、体重をかける時の痛みが半減したそうです。その後はご自宅で膝のアイシングをしてもらったおかげで、5日後に来院された時は膝の腫れもひいていました。3回ほど施術を繰り返したところで歩く時の痛みはほとんどなくなったということでしたので、軽めのランニングを開始。さらに5回の施術をしていったところ痛みなく5kmを走れるようになりました。その後マラソン大会に出場されてまた膝の痛みが出たそうですが、継続してカイロプラクティック治療を行っていくと痛みなく走れるようになったようです。
<カイロプラクターからのコメント>
このケースは、腸脛靱帯炎(ちょうけいじんたいえん)というスポーツ障害の一つで、太ももの外側にある靭帯が走るときの繰り返しの負荷によって炎症を起こすものです。この腫れが落ち着かないとスムーズな膝の曲げ伸ばしが出来ません。カイロプラクティック治療によって、腸脛靭帯に負担がかからないように骨盤や股関節、足首の調整を行い、ご自宅でのストレッチによって太ももや殿部の筋肉の柔軟性を上げるように努めていただきました。この症状はランナー膝、ランナーズニーとも呼ばれるほど、長距離を走る方に起こりやすい症状です。ランニングで膝に違和感を感じたらお気軽にご相談ください。
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