入社3年目です。今まで頭痛や肩こりはあまり起こしたことがなかったですが、1年目からデスクワーク中心で眼の疲れが頻繁になり、頭痛や肩こりが慢性的になりました。最初はマッサージ店に週1で通っていて、スッキリしていましたが、最近はあまり状態が変わらないぐらいまで浮腫んできている感じがします。
<初診時の状態>
・後頭部から側頭部にかけて重だるさ
・肩凝り
・眼の奥まで疲れている
<施術後の経過>
後頭部の筋肉から肩・背中の筋肉まで広く緊張しており、姿勢も猫背姿勢で肩が前方、首が前に傾いている状態でした。後頭部からの頭痛の関連痛によって眼の疲れも起こすようになっていました。最初の施術は上部頸椎の関節の動きが悪かったため調整をしました。肩周りはやや張りが残りましたが、後頭部から首にかけての重だるさはスッキリしていました。2回目の来院時は、状態は悪くなっていませんでしたが、仕事の積み重ねで状態が戻りつつありました。施術内容は変わらず、頸椎を中心に脊柱、骨盤など姿勢を整え、関節や筋肉に負担をかけないように調整をしました。5回目以降からは頭痛や肩こりはあまり感じなくなり、現在もいい状態のまま継続的にメンテナンス治療を続けています。
<カイロプラクターからのコメント>
この方は長時間でのデスクワークがきっかけで、姿勢が徐々に崩れていき、首が前方に傾けた状態が長く続いたため、首前方の筋肉が固まりそれに引っ張られるように全体的に首の張り感を起こしていたと考えました。また、眼を動かしていた時間も長かったため、眼の疲労が溜まっていくことで後頭部の凝り感へと連動するトリガーポイントも起こしていた状態でした。
そのため頸椎の関節の動きを悪くさせ、周囲の筋肉を緊張させていました。治療は頸椎や脊柱、骨盤などの関節の動きをスムーズに筋緊張を緩和させるように調整を行いました。また、元々姿勢が崩れやすい状態だったため、良い姿勢を維持するインナーマッスルのトレーニングや固まりやすい筋肉のストレッチなどの指導を行いました。継続的に治療を続けていくと、後頭部からの凝り感もすっかりなくなり、頭痛もしばらく出ていないようです。似たような症状をお持ちの方はご気軽にご相談ください。