3日前に首を寝違えてから首の痛みが強く、首が動かしにくいのが続いています。年に3-4回ほど寝違えを起こすことがあり、首肩周りは常に張っている状態です。一度整形外科で診察受けましたが、ストレートネックと診断されて湿布を貼って様子を見ましたが、あまり効果はなかったです。仕事は主にパソコン作業中心で、ほとんど座っていることが多いです。
〈初診時の症状〉
・朝起き上がる時から首が痛い
・上を向く動作が痛い
・首の回旋動作が痛い
・常に肩、背中が張っている
〈施術後の経過〉
初診後は、痛みと可動域の制限は少し残りましたが、来院前と比べると楽になりました。3回目以降からは、痛みと可動域は軽減し、起き上がる時や仕事中も問題なく、全体的に楽になりました。5回目からは痛みはほぼ消失し、現在もメンテナンス治療で、月に1度来院していただいています。
〈カイロプラクターからのコメント〉
今回の症状は、長時間でのパソコン作業がきっかけで、頸椎と胸椎の関節の動きが鈍くなり、首周りの筋肉に大きな負担がかかったため、発症したと考えられます。慢性的に首肩こりがあることもあり、斜角筋や上部僧帽筋、肩甲挙筋といったパソコン作業などにより負荷をかける筋群が寝違え(軽度な肉離れ)を起こし痛みを生じさせていました。施術は頸椎や胸骨の関節の動きも整え、首の筋肉の負担がかからないように筋膜リリースやハイボルテージを使い、調整しました。他にもパソコン作業中の不良姿勢などによって、骨盤の歪みや股関節の動きも鈍かったため、全体的に姿勢のバランスも整えました。現在では首肩の張りもあまり気にならないぐらいまで変化が出ましたが、日ごろの姿勢が大きく関わっていた可能性があるため、姿勢の指導や緊張の強かった筋肉のストレッチやエクササイズの指導を行いました。