カテゴリー:小学生、中学生、高校生の脊柱側弯症 » 小学生、中学生、高校生の腰痛 » 脊柱側弯症・側湾症 » 慢性腰痛 » 腰痛・背中の痛み » その他
中学生のころに側弯症と診断されました。当時は腰痛など全体的に痛みは何もありませんでしたが、背骨が曲がっていて、姿勢が崩れやすかったです。最近はデスクワークの仕事が多くて肩凝りもありますが、今回は腰痛が強くなってきている感じがします。特に座りっぱなしになると、痛みが悪化します。
<初診時の症状>
・中学生のころに側弯症と診断
・肩凝りもあるが最近は腰痛が強い
・ずっと座りっぱなしで悪化する
<施術後の経過>
側弯症によって肩や背中や腰に負担がかかっており、それぞれ支えている筋肉にも凝り固まっている状態でした。そのため腰のみではなく、上半身や骨盤など全体的に調整を行いました。3回目の施術で腰の痛みはあまり感じなくなるほど軽減し、4回目以降から座りっぱなしの状態が続いても気にならないぐらいまで回復しました。現在も全体的にアプローチして側弯症の進行と筋肉の緊張を緩め、メンテナンスを行っています。
<カイロプラクターからのコメント>
側弯症は背骨が左右に弯曲した状態から、背骨の捻じれや肩の高さの違い、骨盤の高さの左右の違いなどの状態が生じます。そのため、関節や筋肉に負担がかかるため肩こりや腰痛などが起こりやすくなります。この方も背骨や骨盤の捻じれ、肩の高さに左右差があり、筋肉もそれぞれ筋緊張がある状態でした。今回の腰痛で過緊張を起こしていたのは、腸腰筋、脊柱起立筋といった腰を支える筋肉でした。長時間座りっぱなしの仕事が影響で腰回りを動かす機会が減ったことや、側弯症によって姿勢が崩れていることによって、腸腰筋、脊柱起立筋の疲労が集中してきたことにより今回のような症状を引き起こしたと思われます。側弯症は実際の施術で変形した背骨を元の形に戻すことはとても難しいです。しかし、側弯症から起こしている腰痛や肩こりなどの緩和はカイロプラクティック治療ではとても有効です。側弯症でお悩みの方はお気軽にご相談ください。