20代、女性、デスクワーカー
健康診断で脊柱側弯症の疑いを指摘され、腰痛と殿部痛があり当院に来院。運動は特にしていなく、職場の付き合い程度でゴルフをしていました。姿勢もよくないとのことで、側弯と姿勢の改善を希望されました。医療機関は未受診でした。
＜来院時の症状＞
・長時間の座位・立位で痛む。
・疲れやすい。
＜施術後の経過＞
初診のため問診を行い、既往歴、家族歴などを確認。医療機関は受診していないが、視診では、神経線維腫症などの病的な特徴は見られなく、病的な側弯は低いと考えられました。解剖学的短下肢の特徴は確認されませんでした。また、運動機能や整形外科的検査などを行い、機能的側弯の可能性が高いと思われました。
◎ カイロプラクティック的な検査
姿勢の側面分析では、脊柱の生理的弯曲が乱れておりました。
姿勢の後面分析では、左腰部にハンプ（もりあがり）があり、腸骨稜や大転子の左右差も確認できました。
可動域検査では、体幹の伸展・左側屈制限がみられました。
背骨・骨盤・股関節に付随する筋の弱化・過緊張などのアンバランスなどの特徴が確認されました。
膝・足なども確認しました。
◎ 評価
脊柱・骨盤・股関節の生体力学的な機能低下から、それに伴う筋のアンバラン状態が影響した機能的側弯が疑われました。特にゴルフスイングで乱れるパターンが確認できました。
◎ 治療
脊柱・骨盤・股関節の機能低下がみられたため、それらの調整を行った。これらに付随する筋のアンバランスも整えた。さらに、カイロプラクティックケアの効果を高めるため、背骨中心のセルフケアを指導しました。
初診後の継続的な治療は、1～５回までは週１での治療を行った。それ以降は、痛みの頻度や消失期間が延び、来院間隔を2～３週間と延ばした。1５回目（６ヶ月目）以降は月に１回のメンテナンスに移行しました。
＜カイロプラクターからのコメント＞
この方の側弯は、機能的側弯の可能性が高く、ゴルフスイングの影響を受けたと考えられました。カイロプラクティックケアの反応も良く、姿勢の改善もみられました。さらにご自身でもジムに通い、良い状態が維持できていました。初診時に目標にしていた側弯と姿勢改善は、達成されたと満足していました。
脊柱側弯症の改善に対し、カイロプラクティックは、プライマリーヘルスケアとして法制化された約50の国と地域で大きな成果を出しております。側弯症はなるべく若い時期からケアすることをお勧めします。なぜなら、大人になり体が成長してしまうと改善に大きな差が出てしまうからです。
12twelveカイロプラクティックは身体を整える「整体」のプロフェッショナルです。飯田橋の整体でお探しの方は是非ご相談ください。
