カテゴリー:回内足 » 股関節・膝・足の痛み
1ヶ月前から膝の裏からふくらはぎに張りを感じていました。休日によく歩いたりするとすぐにふくらはぎが筋肉痛のような感じになって、たまに膝裏からふくらはぎや足がつることがあります。仕事はデスクワークで、一日中パソコン作業です。運動は苦手でほとんどしません。(38歳 男性)
<初診時の症状>
①膝裏からふくらはぎの張り
②筋肉痛のような痛み
③膝裏からふくらはぎ、足がつることがある
<施術後の経過>
1回目のカイロプラクティック治療では、骨盤矯正を中心に、筋肉の緩和操作を行ないました。3回ほど施術を行い、筋肉痛のような感じやふくらはぎ、足がつることもなくなりました。しかし仕事が忙しくなるとふくらはぎの張りが強まるため継続して来院していただいています。
<カイロプラクターのコメント>
この患者さんのふくらはぎにはトリガーポイントという筋肉のしこり状の塊ができていました。膝裏からふくらはぎの筋肉痛の様な痛みも、このトリガーポイントによる関連痛と考えられます。患者さんには施術と平行して簡単なストレッチやエクササイズを行っていただきました。施術後の筋肉や関節の柔軟性を維持するために、できるだけよく動かしていただく必要があります。ふくらはぎがつる場合は、水分やミネラルの不足の可能性もあるため、普段の生活から意識的に摂取していただくようにアドバイスいたしました。筋肉痛のような痛みが繰り返す場合はお気軽にご相談下さい。
足がつる原因として一般的には、下記のことが挙げられます。
・冷え (夏期は夜間のエアコンや薄着、冬期は気温の低さ)
・筋緊張 (運動不足、長時間のデスクワーク、運動後の疲労の放置)
これには、脚を冷やさないように気をつける、ストレッチやマッサージなどをして筋緊張を和らげるなどが対処法となります。
また、”水不足”または、“マグネシウム不足”においても身体はつり易くなります。
生理学的に筋収縮を解除するのにマグネシウムが必要なのですが、これが不足してしまうと筋弛緩が働きません。
”にがり”にマグネシウムが含まれているので、にがりを足にスプレーして塗っておくと経皮吸収で血管内に入ることで、血中のマグネシウムが高まり不足を補うことができると言われています。
またサプリメントなどでマグネシウムと摂取しすぎると下剤作用が働いてしまい注意が必要なので、経皮吸収がお勧めです。
”筋肉の「張り・凝り」は放っておくと強い痛み・広範囲の痛みに繋がる”
たかが「筋肉の張りで、、」と簡単に捉える方も多いように思いますが、筋肉の張り・凝りを放っておくと、硬結・しこりと呼ばれるものになり、それ自体が腕や脚全体に痛みや痺れを引き起こすことも少なくありません。
膝裏・ふくらはぎの張り、つりやすい、なども例外ではありません。
お仕事などの日常で座りっぱなし・立ちっぱなしの姿勢が続くことで、筋肉が持続収縮するので、「張り・凝り」を増強させます。久々の運動後や作業後の筋肉痛が残って、筋肉の慢性的な張りになってしまうこともあります。
では、この「張り・凝り」をどうやってほぐすのか。
筋肉の付着部と機能、骨盤とのバランスを考えながら、緊張を緩めていく必要があります。これには知識と技術が必要です。時には、ストレッチや温熱・冷却療法を使ったアプローチをしていきます。
予防としてストレッチや運動が挙げられますので、毎日の運動やセルフケアが非常に重要となってきます。
しかし、一度固まってしまうと休んだからといってほぐれない場合も多いのでで、できるだけ早く適切な処置を受けられることをお勧めします。
当院のスタッフは、米国国家資格取得、もしくはWHO国際基準を満たした国内では数少ない正規カイロプラクターです。是非一度ご相談ください。
足がつる 飯田橋駅 九段下駅 整体 カイロプラクティック