顎関節症に伴う顎の痛みと挙動

40代、女性、会社員

最近、顎の開閉時に左側に痛みがでて、痛みで口を開けられない。顎の開閉時にガクガクしたぎこちない動きになる。近々大学病院で精密検査を受ける予定。それまでにある程度何とかしたいとの理由で来院されました。

 

<来院時の症状>

・口の開閉時の痛み。

・顎がぎこちない動き。

 

<施術後の経過>

初診のため問診を行い、歯科治療の経歴や外傷歴がないことを確認しました。

後日、レントゲンとMRIでの画像検査では、疾患はなく、顎関節の隙間も異常ないと所見をもらったそうです。

 

◎ 一般医学的検査

口の完全開口は指1本半分でした。※ 指3~4本が正常範囲といわれる。

※ 出典元:エンタプライズ社

開口時の正面の運動パターンは右側へスライドの動きする。

※ 出典元:エンタプライズ社

触診では、開閉時に右顎関節の関節の動きを感じず、左顎関節は閉口時にぐらついた動きをしている。痛みは閉口時に左側に感じるとのことでした。

※ 出典元:エンタプライズ社 テクニック総覧 

 

 

顎関節にかかわる咬筋外側翼突筋側頭筋などの硬化などがあり、筋バランスを崩していた。※ 出典元:エンタプライズ社 テクニック総覧

 

 

◎ カイロプラクティック的な検査

姿勢の側面分析は、脊柱の生理的弯曲の消失がみらました。猫背や頭が突き出た姿勢。

可動域検査では、体幹の伸展制限、肩甲骨の内転・下制の制限。

上部頚椎・胸椎・胸郭のハイポモビリティ(動かない)がみられました。

※ 出典元:筋骨格系のキネシオロジー

 

 

◎ 評価

顎関節の検査では、顎関節の動きに左右差がありのそれらが機能障害を生みだした可能性が示唆されました。

顎関節周辺の筋群は、筋短縮の傾向がみられました。

姿勢は胸椎全体の猫背であり、頭部・上部頚椎・胸椎はハイポモビリティ(動かない)、下部頚椎はハイパーモビリティ(動きすぎ)の上位交差性症候群(アッパークロス症候群)が疑われる状態であった。

 

◎ 治療

顎関節症は、顎関節のみへのアプローチではなく、顎関節の機能障害を引き起こす状態をケアする必要があります。

まず、頭の前方突出を改善顎関節周辺の筋群のアンバランスな状態を取り除いていきます。また、顎関節に対する緩和操作(モビリゼーション)を行いました。デスクワークなどの座り方やホームケアの指導を行いました。口の完全開口は指2本入るようになりました。痛みの減ったとのことでした。治療間隔は週1回ペースで1~4回(1ヶ月経過)

 

治療間隔を2週1回の治療に変更し5~8回行いました。顎関節に対するアジャストメントを行いました。口の完全開口は指2本半入るようになりました。開閉時のガクガクした挙動はほぼなくなり、痛みもほんどないとのことでした。(3ヶ月経過)

 

治療間隔を3週1回の治療に変更し9~12回行いました。口の完全開口は指3本入るようになりました。開閉時の挙動や、痛みもないとのことでした。(6ヶ月経過)

 

13回目以降はメンテナンスに移行しました。

 

<カイロプラクターからのコメント>

本症例では、顎関節症と確定診断されたものでした。医療機関での画像検査は特に異常はなかったので顎関節の機能障害による症状と言えました。この様な場合、機能障害を取り除くケアで改善が見込めるためケアを積極的に行いました。

しかし、中には構造的な異常や病的な状態があるため、なるべく正確な評価が必要となります。また、顎関節の機能障害を放置すると顎関節周辺の変性が進むことが考えられるのため早めの治療が重要となります。

顎関節は、食べてり、話をしたり、歌ったりと私たちの生活で重要な機能になります。改善が困難になる前にケアを試してみてください。

 

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