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タグ:太もものだるさ
股関節から太ももが重だるくなり、特に座っている時が太ももがだるくなるのでとても疲れます。システムエンジニアなので、一日中座るパソコン作業をしているため、脚がだるくなると仕事にも集中できないです。運動はまったくしていないのに毎日お酒を飲んでいるので年々体重が増えています。前に行った整体では姿勢が悪いと言われました。(23歳 男性)
<初診時の症状>
①太ももの前の重だるさ
②姿勢が悪い
<施術後の経過>
初回のカイロプラクティック治療で重だるさは消失しましたが、1週間経つと戻ってしまいました。その後3回のカイロプラクティック治療で改善されました。再発予防のため、定期的な身体のチェックを継続しています。
<カイロプラクターのコメント>
お腹のインナーマッスルである腸腰筋という筋肉にトリガーポイントが起きていました。トリガーポイントは鋭い痛みではなく、鈍い重だるい痛みが特徴です。さらに腸腰筋がうまく使えないと身体の前後のバランスが崩れ、姿勢が悪くなりやすいです。カイロプラクティック治療は腸腰筋に関わる腰椎の調整と骨盤矯正をおこない、腸腰筋に対する筋膜リリースによって股関節から太ももにかけての重だるさは軽減していきました。予防のため、腸腰筋を使うエクササイズをお伝えし、ご自宅で行っていただいています。
”股関節から太ももにかけての筋肉の張り・凝りは座り姿勢の代償”
お仕事などの日常で座りっぱなし・立ちっぱなしの姿勢が続くと、起きている間中、股関節が体を支えるので、筋肉が持続収縮して、「張り・凝り」を増強させます。
立ち姿勢だと上半身と脚を繋ぐのが股関節なので、イメージがつき易いかと思います。
座り姿勢でも、骨盤を安定させる為に、股関節周囲や腿の筋肉がかなり頑張って上半身を支えています。
骨盤や背骨の歪みがあるとこれらが更に進行してしまいます。
たかが「筋肉の張りでしょ」と簡単に捉える方も多いように思いますが、筋肉の張り・凝りを放っておくと、硬結・しこりと呼ばれるものになり、それ自体が脚全体に痛みや痺れを引き起こすことも少なくありません。
では、この「張り・凝り」をどうやってほぐすのか。
解剖学と生体力学を熟知した施術者が、筋肉の付着部と機能、骨盤とのバランスを考えながら、緊張を緩めていく必要があります。これには知識と技術が必要です。
予防としてストレッチや運動が挙げられますので、毎日の運動やセルフケアが非常に重要となってきます。
しかし、一度固まってしまうと休んだからといってほぐれない場合も多いのでで、できるだけ早く適切な処置を受けられることをお勧めします。
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