一週間前に旅行で1日中バスに乗っていました。翌日起床した時に少し腰痛を感じ、その後走った時にも同じところに激しい痛みを感じました。マッサージに行って気持ち楽になったのですが、すぐにつらくなりました。今は、腰を前後に倒したり、咳やくしゃみをしたりすると痛みます。(43歳 男性)
<初診時の症状>
①腰を前後に倒すと腰が痛くなる
②咳やくしゃみをすると腰が痛い
<施術後の経過>
1回目の施術後に咳をしても、腰痛は出なくなりました。その後、2回目には腰を前後に倒す痛みが半分以下になり、大分動き易くなりました。3回目の来院時には腰を前後に倒しても痛みを感じなくなっていきました。
<カイロプラクターのコメント>
この患者さんは、腰の筋肉に強い緊張がみられたことに加え、骨盤の関節が動きにくい状態になっていました。バス旅行で長時間座っていたせいで普段より腰の筋肉に負担がかかり、走ったことによって関節と筋肉の一部を痛めてしまったのだと考えられます。カイロプラクティック治療としては、初回は炎症が強かったので、あまり強い筋肉の操作は行わず、物理療法で筋肉を緩和させ、骨盤まわりの筋肉・関節を少ない刺激で調整していきました。2回目以降は炎症が治まったところで、積極的に動きをつける施術を行い、スムーズな痛みの軽減がみられました。
急性腰痛、いわゆるぎっくり腰では多くの場合、腰の筋肉や関節を傷めています。傷ついた組織は、炎症反応を起こすことで壊れた細胞を取り除いていきます。その後に組織の修復が始まるため、身体にとって炎症は治る過程の中で必要な反応なのです。しかし、炎症に対しての適切ケアを行わないと、痛みや腫れが拡がり、治りが遅くなります。注意が必要なのは、患部を温めること、刺激物を摂取することです。組織をを傷つけてから48時間~72時間は炎症が活発に起きているため、温めることで炎症が拡がってしまいます。また、アルコールやカフェイン、唐辛子類などの刺激物を摂取しても炎症が拡がり、痛みが増すことになるため炎症が治まるまでは控えてください。
炎症がある程度治まれば、もともと、もしくは痛みに抵抗して腰部や脚の筋肉が強く緊張しまっている部分にもアプローチしながら、施術で腰部の関節や筋肉の柔軟性を確保していきます。また、負荷の少ないエクササイズやストレッチを少しずつ行って頂きながら、炎症部位への負担を軽減し、早期回復・再発防止を行っていきます。
安静にすることで痛みはある程度落ち着きますが、傷めた部分の強度・柔軟性が低下している為、再発してしまうことも少なくありません。
当院のスタッフは、米国国家資格取得、もしくはWHO国際基準を満たした国内では数少ない正規カイロプラクターです。是非一度ご相談ください。
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