カテゴリー:椎間板ヘルニア » お尻の痛み・臀部の痛み » 腰痛・背中の痛み
タグ:トリガーポイント
2か月前からある症状です。デスクワークで座り仕事が多く、運動もしていません。特にきっかけはありませんが、左のお尻から太ももの裏側にかけて痛みと痺れがあります。立ち上がった時に痛みが出てきます。近くの整形外科でレントゲン検査を受診し、腰部椎間板ヘルニアと診断されブロック注射を打ちましたが、効果はなかったです。別の所で受診しようと考え、探したところこちらの治療院を見つけました。
<初診時の症状>
・左臀部から太ももの裏側にかけて痛みと痺れ
・立ち上がった時に痛む
・座っている時はあまり症状を感じない。
・腰の痛みはないが、張っている感じ。
<施術後の経過>
初回は腰の張り感は軽減しましたが、臀部からの痺れはあまり変わりませんでした。4回目からは痛みと痺れは軽減しましたが、立ち上がる時などの動作で少し痺れが残っている状態でした。7回目からは臀部のからの痛みと痺れは消失しました。現在は2週間に1回ほどのメンテナンスを受けて頂いています。
<カイロプラクターからのコメント>
この方の症状は、整形外科では椎間板ヘルニアの診断でしたが、実際には殿筋群(小・中殿筋、梨状筋)のトリガーポイントによる関連痛が臀部から太ももの裏側にかけて痛みと痺れを引き起こしていたと考えられます。トリガーポイントは筋肉を包む筋膜という組織膜が過度の負担がかかった際にしこりのような物ができて、関連痛を引き起こします。この方もデスクワークによって長時間座っていることが多かったため、殿筋群に負担がかかってしまったことが原因だと思われます。また、不良姿勢が癖になっていることで、脊柱や骨盤や股関節などの左右のバランスが大きく崩れている状態でもありました。施術は左右全体のバランスを整え、臀筋群などの負担がかからないように調整を行い、再発防止のためエクササイズやストレッチ、姿勢指導を行いました。