外反母趾

 

外反母趾は足の親指が小指側に「く」の字のように変形することを言います。変形が悪化すると親指の付け根の関節が内側に突出して、靴に当たると痛みを生じます。無理して我慢すると、炎症を起こし、靴を履いていない時でも痛むようになります。

外反母趾は女性に多い症状で、若者から高齢者の方まで幅広く発症します。ハイヒールやつま先が細い靴などを履くことで発症しやすいと言われますが、元々の足の形が扁平足ぎみの方や肥満によって足の筋力低下などによって、発症することもあります。

 

外反母趾の主な症状

・親指が小指側に曲がっている

・親指の付け根の関節が内側に突き出ている

・親指の付け根が痛む

・靴に当たると痛む

・親指の付け根が赤く腫れている

・親指だけでなく、人差し指、中指も小指側に曲がっている

Etc…

 

外反母趾のメカニズム

外反母趾の方は回内足「扁平足」になっていることがほとんどで、土踏まずのところが崩れ、足の指がそれぞれ開いていきます。足の指が開いてくると、足の指の付け根である「中足趾節関節」も広がり、少しずつ親指側の中足骨が内反し、中足趾節関節は内側に突出します。その内側に突出した部分が靴に長い時間当たると炎症を起こして痛みを生じます。悪化すると、靴を履いていない時でも痛みが出てきます。また、ハイヒールを常に履いている時、中足趾節関節に体重がかかりやすく負荷が大きいため、変形や痛みを起こすことがあります。

 

12twelveでは

回内足の施術と同様に、足底筋の筋力強化と変形の増加を防ぐため、距腿関節や距骨下関節などの調整と足底筋や前脛骨筋などの緊張の強い筋肉のリリースを行います。外反母趾も施術のみで元の形に戻すことは不可能です。そのため足の形態や可動域、それぞれの機能テストを行いながら評価をして、必要な場合インソールのご案内もさせて頂いています。当院のインソールはFormthoticsという矯正用インソールを提供しています。Formthoticsは取扱認定院のみ取り扱うことができるもので、足病医が採用しているインソールです。特徴はわずか19gしかないとても軽いインソールなのと、土踏まずのサポート機能によって、足の安定性高める機能と踵の部分が深く、衝撃を吸収して踵の歪みをサポートさせます。また、熱成形によって自分の足の形に合うようによりフィット感が増し、少しずつ足の指が上手く使えるようになっていくことで、足の負担を軽減させます。矯正用インソールのため足の形が変わっても熱形成によって再形成が可能です。

このように手技の治療療法のみではなく、インソールによる足の矯正で根本原因にアプローチできる方法もあります。外反母趾は回内足によって親指などが開いていくため、土踏まずなどのアプローチによって中足骨、中足趾節関節などを安定させ、少しずつ指の変形が正しい位置に戻すことが可能だと考えられます。少しでもお悩みの方は是非お気軽にご連絡ください。

 

当院のスタッフ全員が専門の大学課程を修了した、米国国家資格取得 / WHO公認のカイロプラクターです。是非一度ご相談下さい。

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