ゴルフのスポーツ障害
ゴルフとは?
ゴルフは、ゴルフクラブでゴルフボールを打ち、ホールに入れる競技です。
ゴルフでの体の使い方の特徴は、体全体を大きく捻ることです。捻りの動作は、正しく行わなければ体に大きなダメージを残してしまいます。
有名なゴルファーの一人であるタイガーウッズも腰痛に悩まされており、彼はカイロプラクティックケアを通してコンディションを整えていたことは有名です。
彼は「カイロプラクターにみてもらうことは、私がスイング練習をするのと同じぐらい重要なこと」と言葉を残しています。
ゴルフに多いスポーツ障害
ゴルフに多いスポーツ障害で多い体の部位は、腰、肘、手首が挙げられます。
腰であれば : ぎっくり腰、慢性腰痛、腰椎椎間板ヘルニア、椎間関節症候群、仙腸関節症候群、腰椎分離症/すべり症
肘であれば : 上腕骨外側・内側上顆炎(ゴルフ肘・テニス肘)
手首であれば : 腱鞘炎、有鈎骨骨折
その他にも、肩、肋骨、膝・股関節などがあります。
ゴルフに多いスポーツ障害の原因
ゴルフは、体全体の捻る回旋運動の力をボールへ伝え飛ばします。
体の回旋運動で大切な部位は、背骨・肩甲骨・股関節と言われます。
回旋運動に大切な部位の関節がロック、筋肉同士の協調性が低下することで痛めます。
腰椎や膝は、大きな回旋運動が出来ません。
背骨・股関節・肩甲骨の動きが悪くなれば、これらの代償運動をしなければならず、腰椎や膝は回旋に対する低い限界を超えてしまい、結果痛めることになります。
ゴルファーには、左肩甲骨の内側に痛みを訴える方が多いですが、ダウンスイングからフォロースルーまでの動作に体幹の伸展動作が加わります。その結果、左肩甲骨の内側に力が集中し痛める結果になってしまうことが多いです。
胸椎は、胸骨と肋骨で胸郭を作ります。胸椎と肋骨の間では、肋横突関節と肋椎関節があります。回旋運動から伸展動作が加わることで、関節への負荷が増しロックしてしまうことが多々あります。
ゴルフに多いスポーツ障害の治療
ゴルフは、体全体の回旋運動を多く使うため、背骨・股関節・肩甲骨やそれらに関係する筋骨格系や神経系を調整します。この調整は、背骨の生体力学的な動きを整えることです。乱れた動きの影響を受け、過剰に緊張した靭帯や筋肉などを調整していき、関節を安定させることで、上肢や下肢を使いやすくさせます。
股関節・肩甲骨はとても多くの筋が付着しているため、これらに付着する筋のアンバランス・乱れた関節の動きを調整します。
体を調整するだけではなく、体の使い方を再学習させなければ、再び故障をしてしまいます。
スイングの一連の動作をスムーズに行うためのエクササイズを指導します。
当院のスタッフ全員が専門の大学課程を修了した、米国国家資格取得 / WHO公認のカイロプラクターです。是非一度ご相談下さい。